エゴマの収獲をしました。

「協働プロジェクト学修」 県外避難継続者の「福島とのつながり」を考える班・「むらの大学」飯舘班

 エゴマは、オメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸)やビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含み、生活習慣病の予防や美容によいとされる健康食品です。東北の中山間地域では、古くから薬味や調味料、保存食として利用されてきました。近年では、伝統的な食文化を継承する取り組みのなかでも注目されています。

 10月22日、「協働プロジェクト学修」 県外避難継続者の「福島とのつながり」を考える班、「むらの大学」飯舘班の合同で、いいたて結い農園様の圃場でエゴマの収穫体験を行いました。

 寒空の下、学生たちは秋の実りであるエゴマの収穫を通じて、教室の中だけでは学びきれない農業のサイクルや作業の大変さを体験しました。さらに、自然環境や生態系、相互扶助、地域づくりなど、被災地であり中山間地域でもある飯舘村の、農業を通じた持続可能な取り組みについての理解を深めることができました。