「遺構と地域の未来を語り合う場」に参加しました。

「協働プロジェクト学修」大熊町で聴き、語り継ぐ、東日本大震災と原発事故の記憶班

 東日本大震災では、多くの建物等が震災遺構として保存すべきか解体すべきかの議論の対象となり、どう合意形成を行うか、保存・維持管理に係る財源の確保等が課題となっています。また、広範な被災地に点在しているこれらの施設を有効活用し、震災の経験や教訓を効果的に学べる仕組みが必要とされております(復興庁HPより一部引用)。

 大熊町の中間貯蔵施設内でも、災禍を後世に伝えるための遺構整備に関わる検討がはじまりました。

 9月6日(土)「協働プロジェクト学修」大熊町で聴き、語り継ぐ、東日本大震災と原発事故の記憶班では、大熊未来塾 考える場特別企画「遺構と地域の未来を語り合う場 第2回 のこされた学校から『記憶』をたどる」に参加しました。

 学生たちは、大熊未来塾様のご案内のもと、中間貯蔵施設内に残された学校などの『記憶』をたどりながら、被災地大熊町の現在と未来において遺構が果たす役割を真剣に考え、参加した方々と語り合いました。学生たちにとって、今回の「考える場」への参加は、震災遺構も含めた記憶の継承の重要性について深く学ぶ、貴重な機会となりました。