スタディーツアー「みらいバス」を実施しました

JICA海外協力隊といく特別版

 学生たちは、震災と原発事故からの特異な課題を抱える福島県を知るためのスタディツアー「みらいバス」に参加しました。

 11月1日(土)「JICA海外協力隊といく特別版」では「開発と復興」を考えることを目的に、これから世界各地に派遣される JICA 海外協力隊候補生の皆さんとともに、東日本大震災・原子力災害伝承館や震災遺構である浪江町立請戸小学校など福島県内の被災地域を巡りながら交流を行いました。

 大熊町連携大学等研究・支援センター(大阪大学福島拠点)で行われたワークショップでは、JICA 協力隊の取り組みや、候補生の皆さんから協力隊を目指した理由や派遣国での仕事などについて貴重なお話を伺うとともに、課題解決に向けた活発な意見交換が行われました。

 学生たちは、JICA 海外協力隊候補生の皆さんから多くの刺激を受け、今後の学校生活や社会生活、さらには地域が抱えるさまざまな課題の解決に向けた生きた知識を学びました。あわせて、自分たちに何ができるのかを改めて考える非常に貴重な機会となりました。

-JICAボランティア事業-
JICAボランティア事業は日本政府のODA予算により、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する事業です。開発途上国からの要請(ニーズ)に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち、「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む方を募集し、選考、訓練を経て派遣します。(JICA-海外協力隊:
https://www.jica.go.jp/volunteer/outline/