福島フォーラム「ことしの福島や米どころの稲作 ~穫れているようで、異常高温と天候不順も大きかった~」開催報告
令和6年12月17日、福島フォーラム「ことしの福島や米どころの稲作 ~穫れているようで、異常高温と天候不順も大きかった~」を食農学類研究棟みらいホールで開催いたしました。
当日は、福島大学食農学類 新田 洋司 教授より、「2023年産米は市場で「品薄」が起こり、2024年の稲作・収量が注目されました。収穫後の作況指数は全国は平年並み(101)、福島県(102)と東北(103)は「やや良」でした。十分な収量が穫れたようにみえますが、「やや不良」の米どころ地域(新潟県、山形県)や、福島県内でも収穫前に稲体が倒れたり(倒伏)、白濁粒が多発したりするなど、実は大きな影響がでています。概観してさぐってみます。」について、これまでの研究データや最新の状況などをお示しいただきながらご講演いただきました。
当日は計51名参加者がおり、活発な意見交換なども行われ、盛況のうちに閉幕となりました。
(※当日の模様は後日、復興知事業公式YouTubeチャンネル「福島大学 復興知事業(食・農・ふくしま未来学の展開)」にて公開予定です。)