12月16日開催 シンポジウムの町民発表者のご紹介
第2部の町民発表者と5大学のディスカッションにご登壇いただく方々です。
お名前とご略歴(順不同)
〇 株式会社バトン ジモットワーカー 吉田幸恵さん
大熊町ご出身。高校卒業後、自衛隊に4年間入隊。その後大熊町へ戻り、震災前はヤマト運輸のドライバー、震災後は避難先の会津若松市で大熊町社会福祉協議会に入社し、生活支援相談員として避難生活を送る町民への訪問活動をされておりました。
「大熊町の自宅に帰りたい」という思いから、2019年に双葉郡楢葉町に引っ越し。今年の4月からは大熊町が実施している就労支援事業を利用し、『ジモットワーカー』として、大熊町の交流スペース、クマプレでのお仕事を開始されました。
〇 一般社団法人大熊未来塾 代表理事 木村紀夫さん
大熊町ご出身。 45歳で東日本大震災により被災。津波で奥様とお父様、次女の汐凪(ゆうな)さんを失い、原発事故により故郷を追われるように離れられました。奥様とお父様のご遺体は見つかりましたが、汐凪さんのご遺骨の一部が発見されるまでに5年9か月を要しておられます。
現在は、ご自身の経験から防災と豊かな世の中に対する疑問を大熊町のご自宅周辺から発信されています。
〇 大熊インキュベーションセンター コミュニティマネージャー 谷田川佐和さん
東京都文京区ご出身。学生時代、現在も理事を務める「一般社団法人ことば」にて岩手県の児童を対象にキャリア形成プロジェクトを行う中で、株式会社Oriai代表の松井さんと出会われました。
松井さんに誘われた大熊町でのアイディアソンプロジェクトの運営をきっかけに、岩手県と同じく震災を経験した福島県のことも知りたいと思い頻繁に通うようになり、2022年6月より、大熊町に移住されています。
現在は大熊インキュベーションセンターでコミュニティマネジメントを行う傍ら、全国の学生たちと大熊町でのインターンシッププログラムやイベント作りを行われています。