福島フォーラム「葉果樹における放射性セシウムの吸収・動態 ~何がわかり・これから何を明らかにすべきか~」開催報告
令和7年1月22日、福島フォーラム「葉果樹における放射性セシウムの吸収・動態 ~何がわかり・これから何を明らかにすべきか~」を食農学類研究棟みらいホールで開催いたしました。
当日は、福島大学食農学類 佐藤 守 客員准教授より、「2011年の福島原発事故による落葉果樹の放射性セシウム汚染は、発芽前の休眠期汚染であった。県が中核となり大学の支援ネットワークが構築され、汚染対策研究が進められた。地上部から樹体内への直接移行が明らかになり、組織的な樹皮洗浄が進められた。汚染後13年が経過し、果実への放射性セシウム移行動態は新たな局面を迎えている。汚染当初からの研究と今後の課題について展望します。」について、これまでの研究データや最新の状況などをお示しいただきながらご講演いただきました。
当日は計54名の参加者がおり、活発な意見交換なども行われ、盛況のうちに閉幕となりました。
(※当日の模様は後日、復興知事業公式YouTubeチャンネル「福島大学 復興知事業(食・農・ふくしま未来学の展開)」にて公開予定です。)


