福島フォーラム「『農福連携』から福島復興を考える」開催報告
令和7年7月8日、福島フォーラム「『農福連携』から福島復興を考える」を福島大学講義棟で開催いたしました。
当日は、福島大学食農学類 石井秀樹准教授より、「農林水産業は、食料や木材などの生存に不可欠な資源を生み出すだけでなく、人類の生存に不可欠な環境の多面的機能の維持にも寄与します。また労働を通じて自然に働きかける事は、人間の成長やケア、コミュニティの醸成といった福祉的側面もあります。 福島の営農再開を産業振興や経済の活性化の視点からとらえるだけでなく、労働の多義性を踏まえて、農とともにあった暮らしの意味を、震災を経験した福島の事例から考えます。今回の「福島フォーラム」は、磐城農業高校の学生さんをお招きし、暮らしや農業のあり方や、将来の仕事や学びについて深める場とします。」について、これまでの研究データや最新の状況などをお示しいただきながらご講演いただきました。
当日は計57名が参加し、盛況のうちに閉幕となりました。
(※当日の模様は後日、復興知事業公式YouTubeチャンネル「福島大学 復興知事業(食・農・ふくしま未来学の展開)」にて公開予定です。)


